青汁の作り方

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青汁の作り方

材料の選択
◎青汁の材料としての条件
1. ビタミン・ミネラルが豊富に含まれていること
2. 毒性がなく、清浄であること
3. 収穫量が多く、年中あること
4. 飲みにくくない味であること
◎各種材料
1. 特級品:ケール
成分がすばらしくよいのと、1年中栽培できること、収穫量の多いこと、味のよいこと、刺激性がないなどの点から、青汁に最適の野菜。
その他には、しそ、パセリ、にんじん葉なども、栄養的には非常に優れているが、味的にすこしくせがある。
2. 一級品:大根葉
このほかの野菜では、キャベツの青いところ、カリフラワーやブロッコリーの外葉、大根葉、小松菜、みずな、かぶら菜などが1級品と言えます。もっとも普通の大根の葉は辛いので、養鶏用に用いられているかきば大根の葉のほうがよいのです。
3. 二級品:レタス、ちしゃ、しゅんぎく、三ッ葉など
このほか、さつまいもの葉、豆(大豆、小豆、そら豆、えんどう豆、いんげん豆)の葉、麦葉(大麦、小麦、からす麦)、かぼちゃの葉、竜舌菜、コンフリーなども利用できます。これらのうちでも、緑の濃いものほど青汁にはいいわけです。
食品安全委員会からのレポート:コンフリーの有害性が平成16年6月17日厚生労働大臣宛に報告されました。
4. ほうれんそうは青汁に不適
さて、青汁の原料として、緑色の濃いほうれんそうがあがってこないことに不審を覚える人がいると思います。ほうれんそうには、ビタミンは大量に含まれています。ところが、カルシウムがあまり多くないうえ、シュウ酸が多いために吸収が悪いのです。また、鉄分も一般に言われているほど多くはなく、吸収効率もよくありません。
さらに、ほうれんそうをあまりたくさん食べ続けると、腎臓から尿として排泄されるとき、シュウ酸カルシウムの結晶が析出し、それが固まって、腎臓結石や膀胱結石になるおそれがあります。
5. 野草はどんなものが利用できるか
野草では、はこべ、よめな、野げし、たびらこ、たうこぎ、ひめしおん、ひめむかしよもぎ、いのこずち、ひゆ、あかざ、いぬのふぐり、野えんどう、れんげそう、クローバー、萩、くず、などいろいろ利用できるものがあります。
野草のなかで注意が必要なものは幾つもありますが、たとえば、よく知られているよもぎは、餅に入れるとたいへんいい香がしますが、青汁にすると少しにおいが強すぎます。また、刺激性の揮発成分が含まれているので、人によっては血圧が高くなったりすることがあります。
ぎしぎし、すかんぽ、しゅうかいどう、かたばみなどの汁は、ちょっとすっぱい味がします。あのすっぱみは、実はシュウ酸で、ほうれんそうのところで述べたのと同じ理由であまり感心しません。
はす、くわいなどは、大きい葉がたくさん出るし、みずみずしいので、青汁に向いています。しかし、こうした水辺植物には寄生虫の幼虫がくっついていることがあるので、充分に洗うなどの注意が必要です。

◎ケールの特徴
青汁の材料として、今まで経験したうちで、一番よいと思うのはケール (kale)。
キャベツの原種といったもので、随分いろいろの品種がある。青汁用にすすめたいのは木立の大葉種ツリーケール(Tree kale)。大きいのになると3メートルにもなるが、晩秋まきで翌年の秋には、普通1メートル内外。それでも『とう』が立つと2メートル位にはなる。

◎洗浄方法と切り方
材料となる緑葉が、清浄栽培野菜や清潔なところで育った野草や木の葉の場合は、水道の水で洗うだけで十分です。もちろん、洗う水の水質もきれいなことが条件です。
また、回虫の卵や鈎中(十二指腸虫)の子虫を取り除くには、熱湯に浸すのが最も確実な方法です。
切り方はすり鉢・ジューサーに入る大きさに切って下さい。

すり鉢

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最も簡単なだけでなく、いちばん質も味もよい青汁がとれます。2~3人が飲む量なら、すり鉢が最適です。

手間と時間がかかるのが難点ですが、すりつぶす際には、いきなりすりこ木を使わず、手で葉を揉んでからすりこ木で完全にすりつぶします。

greenpower

ジューサー
連続式電気ジューサーを使用すると、汁とカスが別々に出るので便利です。